3年目を迎える前に思うこと

久々に朝方、両足の指先が
ひやっとなって目が覚めました。
夏から一足飛びで秋になったことで、
乙女えいえもん。
ちょっぴりおセンチな気分。
タータンチェックのスカートにタイツとブーツで
木陰で読書という感じでしょうか。

最近、雨と晴れが交互にくるようになり、
よく、えいえもんのスタートした時を
思い出すようになっています。

そんなお話。


物をつくって、売ることを生業にしたい。
材料を選ぶこと
デザインすること
作ること
販売することを
自分の手でしたい。
無理をしないで始めたい!

工場で生産の仕事をしながら、そう思い描いて
あるとき。
「これや!」とかたちになりました。
それからは、がむしゃら。
自転車や材料の調達・HPの制作準備などなど、はしってはしって、
仕事を辞めてから半年間、生活のために事務や早朝コンビニのバイトを
しながらすすみました。

はじめてからよく「恥ずかしくないの?」と言われたりしますが、
今思えば、必死すぎて他人からどう見られるかというのは
考える余裕などない状態。

はじめる日時を具体的に決めようと、
10月にある芸工展の参加をスタートにしました。

ある程度形になってから、母に
「ながれのかばんやで自転車移動販売することにしたよ!」
と伝えると、開口一番。
「そっか。じゃあ、半纏がいるね。いろいろ準備急がしいだろうから
私が半纏は作るよ~。」
とテンション、高く。
その1週間後に、えいえもんと背中に大きく描かれた
ドテラが送られてきました。
それを手にしたときの、言葉にできない感動というか
ありがとう。の気持ちの大きかったこと。
純粋に、移動販売=ドテラ もあるでしょうが、
それを娘に作って、がんばってねと受けとめてもらえたことが
なにより、うれしかったんです。

ただでさえ、目立つ格好ではじめた移動販売に
ドテラを着たのは、まだ知らない場所で販売をするのに、
不安1000%だった、私に「大丈夫や~。」と
守られていることを感じたから。


そして、2008年10月、ながれのかばんやスタート。
商品も販売方法もなにもかも手探りでしたが、
何と表現したらいいのか、、、
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まちとひとに守られて、今月丸2年。
来月から3年目を迎えることができました。

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最初のころ、まず挨拶。そして挨拶。
それでも返事が返ってこないこともたくさんありました。
町の真ん中で、こどもみたいに泣いてしまったことも。
寒いときも、「まず絶対一年は休まず毎週やるんや」と、
日向で暖を取り、仲間に支えてもらいました。

そして、出会いの数。
この行動に起こさなかったら出会えなかった、
仲間や町の方との直接的なつながり。
お客様ともたくさんたくさん、出会うことが出来ました。


最初始めたころよりは、
少しだけ、えいえもんが町にいること、
知っていただけていて、
いつのまにか町がホームになっていて、

正直にいえば、
天候には左右されて売ることが不安定で、
体力的にも腰やひざが痛いし、
自分とは関係ないところで工事など販売場所がなくなったり、
「しんどいなぁ」と思うこともたくさんあります。

でも、
これからは、
いままでよりももっともっと、
初心を大切にして、
挨拶して、
努力して、
感謝して、
回帰して、

自分のできる範囲で、作って売るをモットーに

「続けていこう!」

と、あったかい紅茶を飲みながら、
撮っていただいた写真や景色を眺めて、
そう、切に思っています。

ほんまに本当に
ありがとう。
これからも、えいえもん
「よろしくお願いいたします!!!」
by ittetsudo | 2010-09-24 16:28 | かばんやえいえもん


東京下町。手作りカバンを自転車で移動販売している、えいえもんの日記。


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